REEL は、現在準備中です。
2018/01/03 19:00
シンプルさの中にも繊細なデザインの高さとこだわり。
メルボルン生まれのハンドメイドジュエリーブランド「Lott Studio」。
第一回 Reel × クリエイター(作り手)インタビューは、
Lott Studio オーナー兼デザイナーである Kariに4つの質問を投げかけてみました。
Q. どうやって(いつ)Lott Studioを始めましたか?
ドイツ・ベルリンでのジュエリーデザインの勉強を終え、2013年にオーストラリア・メルボルンに帰国。
2年後の2015年 Lott Studio という一つのパッションプロジェクトをスタートしました。
Q. " Lott Studio" とはどんな意味ですか?
”Lott Studio”とは ”割り当てられた番号” という意味。
各作品に割り当てられたそれぞれの番号は、記録保管用の番号にもなる。
私たちジュエリーデザイナーは作品の一つ一つが長く愛されるように
一つ一つのデザイン設計に責任があり、ジュエリーは一つの投資でもあるのです。
Q. あなたがジュエリーを作るためにインスパイアされたモノ(コト)は何ですか?
ジュエラーになる前、ベルリンでトレンドフォーキャスター(トレンドを予測する人のこと)兼バイヤーとして働いていました。
南スペインには履物、インドにはジュエリー、夏と冬には北ヨーロッパを訪れたくさんのクリエイターたちとの出会いがあり
今の私にとってもよき思い出の一つです。
当時の私は現代的なデザイン(特に家具や空間デザイン)に深く興味があったため、
ジュエリーは私の目指す方向ではありませんでした。
制作プロセスは最終プロセスと同じくらい重要だと思っていたから、古い技術と実践に強く惹かれてたと同時に
ひっそりと小さな個人ブログを日々記録していました。
ある日ベルリンで ”Coop Geld ”というジュエリーの4週間の短期コースを人々に提供している
小規模なジュエラー集団を見つけ、私はお試しで登録してみることに。
4週間後、私は驚くほど夢中になっていました。自分の手で何かを作るということがジュエリー以外で何も考えられなかったのです。
また当時の私に必要だった能力・技術の改善点が大きな挑戦でもあり刺激的でした。
コース終了後、小さなスペースを借りながら当時のシニアジュエラーの方からの指導、
翌年は金属の接合や削り方などのより自分自身のスキルに焦点をあてました。
そんな運命的な出会いはきっとジュエリーが私を導いてくれたんだと思います。
それからは、ジュエリーの身に着け方、組み合わせのバランス、
身体の一部としての相互作用・身体から離れた時の美しさなどを常に追求してきました。
もちろん技術面においてもデザイン、シンプルさ、日常の服装に見合った機能性など楽しみながら取り組んでいます。
そして手に取ってくれるあなた自身にぴったりなジュエリーを作り届けること、
それは私の絶えず磨きたいことの一つでもあります。
Q. 将来の目標などあれば教えてください。
私の人生はジュエリーとともにあること。
これからもそれらとともに、人生の旅を続けていくことにすごく幸せを感じています。
高品質をより具体化することによってブランドの構築につながり、毎日商品を彫刻することは
これからの私の長い人生をより楽しませてくれることでしょう。
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多忙にもかかわらず、Reelとのインタビューに快く答えてくれたKari。
一つ一つの質問に対してより分かりやすいようにと時間をかけ、丁寧に答えてくれました。
心優しく笑顔で対応してくれる彼女の人間性と世界観は、
シンプルながらも繊細なジュエリーたちとなにか似ているものを感じます。
そんな魅力あふれる彼女の作品は、現在Reelオンラインショップにて販売しています。
また、彼女のショップは普段ジュエリースタジオとしても活用されていますので
よりリアルな彼女の思いやこだわりを直接目で見て感じられるはず。
Lott Studio
277 Johnston Street, Abbotsford, Melbourne, VIC3067 (木曜 - 日曜のみ)