2017/12/15 15:58

よく、さりげなく入ってみたヴィンテージショップや雑貨屋さんのスタッフさんに

その服、すごく素敵だね!とか

それどこの服?とか、聞かれたりするのですが、

そのほとんどが日本で買ったものであり、もちろん日本のブランド。


日本の洋服は特にクオリティが高く質も良いので、海外の人たちからの信頼度も本当に高い。

日本のファッションは世界に通用するのだと確信したのですが、じゃあ逆にメルボルンはどうなのか。


実際にオーストラリアではおしゃれな街として知られているけれど、

日本人にはあまり知られていないのが現実です。

それってなんだかすごくもったいないことだと感じましたし、

せっかくならもっともっと日本人にも”メルボルン”という街を知ってほしい、とシンプルに思いました。


魅力的なことなんてたくさんあるけれど、その中でも特に印象を受けたのが

週末になると開催されるメルボルンのアーティストを中心としたデザインマーケット。


洋服以外にも、セラミックの陶器や革製品、手書きのポスターや絵葉書などジャンルも様々なのもまた魅力的で。



 



その中でも私が特に興味を持ったのが、ハンドメイドのジュエリーたち。


デザイナーさんによってスタイルは違えど、一人一人が自分たちの手で時間をかけて商品を制作しています。

ハンドメイドを感じさせないクオリティーの高さは、メルボルンで人気のセレクトショップや

インテリアショップにて取扱いされるほど。


小さなスタジオを借りているデザイナーさんもいれば、複数のデザイナーさんが集まりスタジオをシェアしていたり。


1週間のうち数日は働き、残りの数日は自分のハンドメイドジュエリーの仕事をしている人も多く

物価の高いメルボルンだからこそできるワークスタイルなんだなと思います。


同時にそうやって自分のやりたいことをカタチにして少しずつ成長させていき、

ゆくゆくはそれ一本で仕事として成立させていく人だっているほど。


 



中途半端にやるのではなくゆっくりだけど確実にコツコツと積み上げていく

それぞれの夢のカタチになにより刺激をうけましたし、

彼女らの想いやひとつひとつの商品の物語も一緒に、もっともっと多くの人に知ってほしい。


そんな思いがメルボルンのハンドメイドを中心としたオンラインショップ「REEL」を

立ち上げるきっかけとなり、今に至ります。